自分がやりたいポジションにつけないと感じることはありませんか?
どうすれば希望のポジションでプレイできるようになるのでしょう?
この記事ではそんな疑問にお答えします。
少年野球では監督やコーチが選手の能力を見てポジションを決定しますが、チーム内で意見が合わないこともしばしばあります。
「なぜあの子がピッチャーで、自分はライトなの?」
「実はショートがやりたいのに、いつも外野にされてしまう…」
こんな不満を持つ選手も少なくありません。
この記事では、自分が望むポジションを確保するための具体的な戦略を紹介します。
<この記事で解説すること>
・ポジション争いで巧みに立ち回る方法
・希望が叶わなかったときの対応策
ポジションを手に入れるための重要なポイント
キャッチボールの役割とその重要性
野球を小学1年生から始めるとき、ポジションを獲得する上でキャッチボールの技術が非常に重要になります。
長年の野球経験を持つ私が見ても、ほとんどのポジション争いはキャッチボールのうまさによって決まることが多いです。
特に少年野球では、キャッチボールが上手な選手は重要なポジションにつく機会が多いです。
これは、キャッチボールが野球の基本技術を全て含んでいるためです。
・キャッチング
・スローイング
・コントロール
・空間認識
これらのスキルは、どのポジションでも絶対に必要です。
主なポジションには、ピッチャー、キャッチャー、ショート、センターなどがあります。
キャッチング
ボールを確実に捕る技術は野球の基本であり、特に若い選手ではこの技術に大きな差が見られます。
経験豊富な大人の選手は容易にボールを捕る能力を評価できますが、キャッチングが得意な選手は打球が頻繁に飛ぶポジションに自然と配置されることが多いです。
スローイング
強い肩、すなわち優れたスローイング能力は、ピッチャーやサード、ショートなど、遠距離を投げるポジションに求められます。
肩の強さは才能だけでなく、練習によっても向上可能です。
コントロール
目指す場所にボールを正確に投げる能力は、特にピッチャーや内野手にとって欠かせないスキルです。
少年野球では内野ゴロが多く発生するため、精確な投球が必要とされます。
不正確な投球は出場機会に影響します。
空間認識能力
投げる力加減や距離感の正確な把握は非常に重要です。
野球では打球の状況に応じて様々な距離を投げる必要があるため、この能力がなければチームプレーに支障を来すことになります。
元気で大きな声を出す
明るく大きな声を出すことは技術的なスキルではありませんが、チームに活気を与え、重要なポジションを得るための要因となります。
特に厳しい局面でチームの雰囲気を盛り上げることができる選手は非常に価値があります。
これらの技術を磨くことで、希望のポジションを確保するチャンスが格段に高まります。
監督やコーチは技術を持つ選手にポジションを割り当てる傾向があるため、日々のキャッチボールの質を向上させることが重要です。
理想のポジションを得られないときの対策
監督やコーチへの積極的なアピール
自信がついたら、練習での成果を監督やコーチに積極的にアピールしてみましょう。
練習試合やシートバッティングの際に、希望のポジションでプレイする機会を積極的に求め、そこで自分の実力をしっかりと示すことが重要です。
これにより、大事な試合での出場機会も増える可能性があります。
ただし、「やりたい」という気持ちだけではなく、実際に努力と練習を重ねていることが大前提です。
中学進学後の目標設定と練習
小学生の間に野球を辞めようと考えることもあるかもしれませんが、今うまくいかない場合でも中学での再スタートを視野に入れてください。
中学からはポジションが固定されることが多く、専門的なトレーニングが可能になります。
内野手はゴロの処理を、外野手はフライのキャッチや中継プレーの技術を磨くことが重要です。
この時期に積んだ努力が、将来的に形を変えて返ってくることもあります。
まとめ
少年野球は多くの選手が様々なポジションを経験する非常に流動的なスポーツです。
そのため、チャンスは常に存在します。
最も大切なのは、日々の練習に真剣に取り組むことです。
また、体作りをしっかり行い、他の選手と差をつける努力も重要です。
これらが、上達とチームでの立場向上へと繋がります。