【少年野球】送球距離が足りない?肩力をアップする効果的なトレーニング方法

少年野球

内野からファーストベースへの送球が届かなかったり、外野からの送球が中継地点に間に合わなかったりする問題に悩む選手への対策をお伝えします。

送球距離が不足していると、アウトにできたはずのプレーが逃れてしまうことがあります。

肩の力を強化すれば、守備範囲も広がり、試合に臨む際の心理的な余裕も生まれます。

ここで紹介する正しいトレーニング方法を実践すれば、肩の力は確実に向上し、投げる距離も長くなります。

効果的なトレーニング方法をぜひ試してみてください。

<この記事で学べること>

・送球距離が足りないときの具体的な問題点
・肩力を向上させる4つの具体的なトレーニング方法
・肩力の強化だけに頼らない重要性

 

肩の強さが明暗を分ける難しいプレー

サードとショートからの長距離送球

特に三遊間、つまりサードとショートの位置でプレイする選手は、「肩がもう少し強ければ」と感じることが多いでしょう。

サードはライン際の打球に対応し、ショートは広範囲からファーストへの長い距離を投げる必要があるため、不安定な体勢からの投球は肩の力を試される重要な場面です。

 

キャッチャーから二塁への速い送球

キャッチャーの送球能力はチーム戦略の要となります。

しっかりとした送球ができるかどうかによって、相手チームの盗塁を抑えることができます。

肩の強さがあれば、相手にとって大きな脅威となりますが、逆に肩の力が弱いと簡単に進塁を許してしまうため、この能力は強化すべきです。

 

外野から中継を経てホームへの重要な送球

外野からの送球は、試合の勝敗に直結する重要なプレーです。得点阻止はホームランを防ぐのと同じくらい価値があります。外野手は距離だけでなく、送球の精度も求められるため、肩の力が他の技術向上を支え、プレー全体の質を高めるのに役立ちます。

 

肩力を向上させる4つの効果的なトレーニング方法

直線的キャッチボール

10メートルから始めて、徐々に25メートル、30メートルまで距離を伸ばしながら、強く直線的なボールを投げ合う練習をしましょう。

投げる時は指先から強い力が伝わるように意識し、ボールが放物線を描かないよう注意してください。

もしボールが上に上がってしまったら、距離を縮めてフォームを修正することが重要です。

この練習は、力強い腕の振りを身に付けるのに役立ちます

 

全身の筋力強化

遠投を成功させるためには、肩や腕の力だけでなく、全身を均等に使うことが必要です。

特に体幹の筋肉、つまりインナーマッスルを鍛えることが重要です。

体幹が強いと、力をスムーズにボールへと伝えることができ、より遠くへ正確に投げることができるようになります。

プライオボールを用いたトレーニングは、投球に関連する筋肉を総合的に強化し、パフォーマンスの向上に寄与します。

 

関節の柔軟性を向上させるストレッチ

強力な投球には、広く柔軟な肩の可動域が不可欠です。

関節の動きが制限されると、余計な力が肩にかかり、本来のパフォーマンスが発揮できなくなります。

肩甲骨周りの柔軟性を高めるストレッチを行うことで、投げる距離が大きく改善されることがあります。

この簡単な方法を試して、投球能力を向上させてみてください。

 

フレーチャ(効率的な力の伝達を促すトレーニングアイテム)

オリックスバファローズのエースである山本由伸選手も使用しているトレーニングアイテムが注目されています。

このアイテムは、単に腕を速く振るだけでなく、投球時の体の回転を効果的に利用して全身の力を均等にボールへ伝える訓練が可能です。

このツールを使用することで、投球のキレと速さが向上します

 

単なる力強い肩では不十分な理由

肩の力を強化する方法について多く触れてきましたが、力だけがすべてではありません。

強力な投球能力があっても、それが正確なコントロールを伴わない場合、守備での効果は十分ではありません

プロの選手もアマチュアの選手も、強い投球よりも正確な投球を優先し、試合での活躍を目指しています。

例えば、外野手が中継プレーでカットマンへ正確にボールを送る能力や、内野手がファーストベースへ確実に送球する技術は、単に力強さを超えた重要性を持っています。

野球はチームスポーツであり、個々の活躍だけではなく、チーム全体の協力が求められます

個々の能力を最大限に活かしつつ、チームプレーを意識することで技術が向上し、試合での成果も上がります。

このバランスの重要性を理解し、練習に励むことが大切です。

 

まとめ

肩の力は元々の素質に左右される部分もありますが、継続的なトレーニングによって大きく改善され、試合での活躍が可能になります。

肩の弱さを感じても諦めずに、日々のトレーニングを重ね、驚きのプレーで周囲を魅了しましょう。

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